初めて入院することになった当時21歳の私は、自分で支払える入院・手術代に限界がありました。
入院とか手術っていくらくらいかかるんだろう…
そんなとき「高額療養費制度」という仕組みがあることを知り、とても助かりました。
病院代や治療費を少しでも安くする方法を探している方は是非読んでみてください。
この記事では、「高額療養費制度」の申請の仕方を紹介していきます!
高額療養費制度って?

入院や手術で医療費が高額になった場合に申請すると、1ヶ月あたりの自己負担額が少なくなる制度。
前年の所得や年齢によってどれだけ自己負担額が少なくなるか変わります。
年齢、所得別の上限額は厚生労働省の公式ホームページで確認してみてください。
- 事前に申請するとその場で支払う金額が安くなる
- 事後に申請すると一旦全額負担してから申請後に払い戻ししてもらえる
入院・手術日まで時間に余裕があるなら事前申請がおすすめです。
ひと月ごと(入院手術をする月の1日から末日)に請求されるので、入院期間はなるべく月をまたがないほうがいいです。
月をまたぐと場合によっては2ヶ月分の上限額を支払わないといけません。
短期入院の方は、可能であれば月初め〜中旬に入院予約を入れることをおすすめします。
高額療養費制度の申請の仕方

「高額療養費制度」を利用するときに必要なものが1つあります。
それは「限度額適用認定証」。
パスポートくらいの大きさの厚紙なので、なくさないように注意してください。
入院、手術の当日に保険証と限度額適用認定証を一緒に窓口に提出するだけでOKです。
この「限度額適用認定証」を貰いに行く流れを今からお話します。
保険証の種類によって、申請しに行く場所が違うので気をつけましょう!
- 国民健康保険証…お住まいの地域の市役所、役場に行く
- 健康保険証…保険証の下の方に書いてある保険者名称を確認してそこに行く
持ち物は「保険証、印鑑、マイナンバーが分かるもの、身分証明できるもの、通帳」。
使わなかったものもありますが、今の時代これだけ持っていけばどんな時でもなんとかなります。
健康保険証の場合
私は奈良に住んでいましたが、保険者の住所は大阪の健康保険協会だったので、大阪まで行きました。
こういった手続きをするのは人生初。
手続きが終わるまでずっとドキドキしていたのを今でも覚えています。
現地についてまず、ビルが高すぎることにビビりました…
中に入ってからも勝手にエレベーター使ったら怒られそうな雰囲気だし、怖いし。
田舎者丸出しでキョロキョロしながら受付へ。
「高額療養費制度の申請をしたいです。」と伝えて、あとは職員さんの言われるままに書類を書くだけです。
私の場合は入院時の検査・手術・部屋代など諸々込みで57,600円になりました。(2016年)
健康でいるのが1番ですが、何かあったときのためにこういう制度があるということだけでも覚えておいてくださいね!
おしまい
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