この間盆栽屋さんで教えてもらった挿し木。
剪定で切り落とした枝を再利用して新しい盆栽として育てることができるらしく、面白そうなので挑戦してみました!
根を出しやすくする薬を使う方法もありますが、今回は私が挑戦した挿し木の手順を紹介します。
【挿し木の手順】
- 挿し木用の枝を準備する
- 1〜2時間ほど水につける
- 土の入った容器に枝を埋める
- 半日陰に置いてたっぷりと水をあげる
たったこれだけでいいんです。根が出るかは育ててみないとわからないですけど、挑戦する分にはかなり気軽にできるのではないかな?と思います。
盆栽初心者でも簡単にできるので、興味がある方は一緒に挑戦しましょう!!
挿し木用の枝を準備する
まず何よりも大切なのは素材を用意することです。
今回は「ズミ」と「マメ柿」の伸び切った枝を拝借しました。
まずは「ズミ」から。
この間剪定したばかりなんですが、また不死鳥の形に枝が伸びてます…何故?
いっそのこと翼を根本から切ってみることに。
スッキリしました!
これだけバッサリいったらもう翼は生えないであろう。そして再利用。
写真を撮り忘れましたが、切断面はきれいな緑色でした。
こんな風に新芽が出てる元気な枝なら根も出やすいのではなかろうか…
葉っぱが多すぎるので1〜3枚ほど残るように散髪すると、
こんな感じに。
これを水につけます。
残り2本も同じように処理して水の中へ。
次は「マメ柿」です。
少し葉が重なっているように見えるところがあったので、その辺りの枝をいただくことに。
枝というか茎?少し短い気がするけど気にしない。
人差し指の第1〜2関節の間くらいの長さを土に埋めるみたいなんですが、今回は結構短いのを使ってチャレンジしてみます。
…写真を撮り忘れたので、水に浸かっている葉っぱの写真をどうぞ。
土を準備する
植える場所は浅いところではなく、ある程度(約7cm以上)深さのあるものならば大丈夫だそう。
盆栽屋さんでは大きくて深めのバットのようなところに枝がいっぱい刺さってました。お家で挑戦するならビニールポットでいいとのことなので、ホームセンターで購入。
1つのポットに何本か植えてもいいみたいです。
そして重要ポイントの土。この間おすすめしてもらったのは、「鹿沼土」です。
【鹿沼土の特徴】
- スポンジのような形状で保水性・通気性・排水性に優れている
- 無菌で清潔なので挿し木に向いている
- 酸性なのである程度挿し木が育ったらそれぞれの品種に適した土に植え替える必要あり
ホームセンターに行くと店外スペースにあるのは大容量の15リットルのものだったので、店内の園芸用品コーナーを見ると少量のものがありました。
それでも一番小さい量が5リットルだったので、盆栽にしか土を使わないという方は通販で購入するのもアリだと思います!
あと、ビニールポット買ったあとに気がついたんですけど、底に大きめの穴が開いてるから土が全部出ていっちゃうんですよね。
ということで急遽玉ねぎが入っていたネットを切って底に敷くことにしました。
これなら大丈夫そう。
植えてみた
土をどれくらい入れるかよく分からなかったので、桜の盆栽と同じくらいの土の量にしてみました。
そのまま植えると枝が折れてしまうので、お箸でスペースを作ってからそっと土を戻すとこんな感じです!
マメ柿は葉っぱがデカかったので、ちゃんと光合成ができるように1本ずつ。ズミはまっすぐ伸びているのでまとめて3本植えてみました。
水もたっぷりあげて盆栽ラックの上から二段目に置いてあまり陽が当たらないように。
枝だけの状態で枯れずに成長してたら根が出ている可能性大なので、とりあえず2ヶ月ほど様子見ですね。
初めてなので高確率で失敗すると思いますが、また変化があればブログで報告します!
成功するといいなぁ。
おしまい
▼▼ブログ村ランキング参加中。ポチッと応援よろしくお願いします!▼▼
にほんブログ村