先週バイクの免許を作りに行った時に、1時間ほど待ち時間があったので盆栽屋さんに行ってきました。
暖かくなって葉っぱが出てくると成長とともに気になることがどんどん増えてきていて、早いうちに相談したいと思っていたので、バイクの免許が取れたのはかなりタイミング良かったです。
インスタグラムやホームページのお問い合わせフォームから質問することはできるんですけど、癒やしを求めてお店まで行ってきました。
【今回の悩み】
- 桜の葉っぱに小さな穴が空いてきた
- マメ柿から黄色い葉っぱが生えてくる
- 前よりも水はけが良くない気がする
- 雨の日の水やりのタイミングがわからない
- 夏の西日対策
これだけは絶対に聞きたかったので、事前に盆栽の写真を撮って見てもらいました。
Q1:桜の葉っぱに小さな穴が空いている
米粒より小さな穴がいくつか空いている状態です。他の盆栽は大丈夫なのに桜だけがこんな感じになってしまってたのが不安で。
葉っぱの裏を見てもおっきな虫は付いてなかったので、もしや木の病気か…???と毎日心配だったので写真を見てもらいました。
A:虫に食べられてしまった可能性大
写真を見て即答で「これは虫が食べてますね…」と言われました。
葉っぱの裏には虫がいなかった話をしたら、食べた後にどこかへ移動したのかもしれないと。
桜じゃなくてズミの方は一度虫がついてた事があったんですけど、、、ってそれか。それだわ。虫いましたわ(笑)しかも枝がビョンビョン伸びてた頃だったから絶対移動してる(笑)
ということで、虫よけの方法も聞いてみました。
マメ柿は虫があまりつかないそうなんですが、ズミや特に桜は虫が好んで食べに来るようです。そこでおすすめなのがこちら。
約1ヶ月に1回、葉っぱが完全に落ちる真冬以外は葉の裏側に滴るくらいまんべんなく振りかけるといいそうです。
園芸用品のお店じゃなくてもホームセンターで普通に売っているようなので、盆栽を虫から守るために常備しておいたほうがいいかもしれませんね!私も早速買いました。
Q2:マメ柿から黄色い葉っぱが出てきた
小さいですけど、こんな葉っぱが3枚ほど出ていて勝手に落ちてたり軽く触るとポロッと取れてしまったり。
他の葉っぱはツヤツヤの綺麗な緑色なので余計に不安になっていました。
A:葉っぱに陽が当たっていない
思えば上のよく陽に当たるところじゃなくて、下の方の陰になるところがこんな風に黄色くなっていたので、光合成ができずに育ちきらない葉っぱがこうなってしまったよう。
育たなかった葉っぱは勝手に落ちていくのでそこまで気にしなくても大丈夫ですが、解決方法は剪定してまんべんなく陽が当たるようにすることだそうです。
剪定することで風通しも良くなるので、いらないと思ったところは切ってもいいですよとのこと。
剪定のポイントは節を見ながら切ること。
枝分かれしているところを見て、そのすぐ上を切るのがポイントだそうです。
ズミの場合はここが切れる位置。全体のバランスを見ながら残す枝を選んでいきます。
この切った枝も再利用できるので、捨てずに残しておくと面白いですよ!
残しておいた枝をどうするかは一番最後に書きます。
Q3:前よりも水はけが良くない気がする
盆栽は水をたっぷりとあげるために器の下から水がダーッと垂れるように水やりをするという風に教えていただいたので、今までそのとおりにしていました。
ただ最近水がたまるようになって、水が抜けきるまでほんの少し時間がかかるようになりました。
どの程度なら気にしなくていいのかが分からなかったので質問。
A:一回水を並々とあげて、他の用事して戻ってきた後に水が減っていなかったら危険。そうじゃなければ全然大丈夫。
【水はけが悪くなる原因】
- 盆栽の土が崩れて土の隙間が減ってしまっている。
- 根が鉢いっぱいに張っている。
盆栽は粗いコロコロとした土を使っているんですが、触るとすぐ崩れてしまうようなものなので①のパターンだと毎日の水やりで少しずつ細かくなっていって、最終的に水はけが悪くなる場合もあるそうです。
②のパターンは、同じ鉢で植え替えずに2年3年育てていたらなる時があるそう。盆栽鉢の下の穴から根っこが出てきたり、ビニールポットで育てている場合はニギニギした時に密度を感じるみたいです。
こういう時は植え替えをして根っこをスッキリさせるといいそうです。
Q4:雨の日の水やりのタイミングがわからない
梅雨の時期や雨が数日続くときって、水やりの目安である表面の土が乾くっていう現象が起きないんですよ。
タイミングを見計らってても全然分からないので、雨が続く前にプロに聞きました。
A:手のひらサイズの小さい鉢なら暖かい時期の水やりは毎日する。表面が乾いていなくても中に水分が残っていないことがあるので要注意。
小さい鉢で育てている場合は、基本的に水のやりすぎで枯れる心配は無いけど、水が足りなくて枯れてしまうのはよくあるので、この時期は土の色は気にしないで1日1回たっぷりとあげていいとのこと。
ひと安心です。
Q5:夏の西日対策
前回お邪魔したときにも聞いたんですが、念の為もう一度相談。
ラックが4段になっていてすのこ状なので、1段低いところに置けばいいかなと思ってたんですけど、結構陽が当たることに気がついてしまったんですよね。
A:すだれや遮光ネットで守るのが確実。それか時間帯によって移動させる。
強い陽が当たりすぎると葉っぱから水分が一気に飛んでしまって余計に土が乾きやすくなるので、水不足で枯れやすくなってしまうそう…怖い。
光を遮れるように工夫したら、朝にたっぷり水をあげて仕事から帰ってきた時に様子見てたっぷりあげればきっと大丈夫だそうなので、作戦を考えてみました。
ベランダで育てているので、物干し竿に遮光ネットをかけて洗濯ばさみで止めるだけの簡単仕様。これなら特別なにか作る必要もないし、対策バッチリではないでしょうか!!?天才かも。
梅雨明けたらこのようにネットを設置してみます。
挿し木に挑戦!
先程Q2で剪定の話をしたんですが、この時に切った枝や茎を再利用する方法が「挿し木」です。
簡単に言うと切った後の枝にも生命力があるので、土に埋めたら根っこが出てきて新しい木になるよっていうやつです。
大根とか豆苗とかでよくやってますよね?あんな感じです。
ただ根が上手く出てくるものとそうじゃないものがあるようで…やってみないことには分からないので、一度挑戦してみたいと思います!
- 剪定後の枝を用意。
- 余計な枝を全部落として葉っぱを1〜2枚残す。(光合成させるため)
- ②を数時間水につける。(1〜2時間ほど)
- ビニールポットに土を入れて、指の第2関節くらいの穴を作って埋める。
- 日陰で水をやりながら放置。
枯れずに育ってきたら挿し木成功です。
簡単にするならこの方法でいいそう。薬を使って根を出しやすくすることもできるそうなので奥が深い楽しみ方らしいです。
土は鹿沼土を使っているそうなので、私も鹿沼土を買うことにしました!
また改めて挿し木をした時にブログに書きたいと思います。
毎日観察しながら育てるのも楽しいですよ。癒やされたい人や小さな幸せを感じたい人は是非盆栽を育ててみてくださいね!
おしまい
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