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【ライブ感想】GRANRODEO limited SHOW 2021【大阪1日目】

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人生の半分以上の時間を共にしてきたGRANRODEOのライブはやっぱり最高だったので感想を。思いが溢れすぎて書き上げるのに3日もかかってしまうという罠。

鮮度もへったくれもないけど、今回ライブに行きたくても行けなかった人がたくさんいると思うので覚えてる範囲で書いてみました。

ライブ情報

  • タイトル:GRANRODEO limited SHOW 2021
  • 日程:3月19日(金) 17時開場 18時開演
  • 開場:Zepp Osaka Bayside(全席指定)
  • 最寄り駅:桜島駅
  • ドリンク代:600円(開演前にドリンク交換)
  • 座席:1階席の真ん中あたり
  • ライブ時間:約2時間

今までは紙のチケットだったけど、今回からは電子チケットに。歴代のチケット全部残して宝物にしてたからかなり寂しい。

ただ全部スマホ一個で済ませられたのはかなり楽だった。ドリンク代もイコカで払えたし。

入場と今回の開演前ミュージック

会場に入る前からいつもと違うことがたくさんあって、まるで初めてライブ行ったときみたいに挙動不審になりながら、無事に手指消毒とドリンク交換を済ませた。

右も左も物販列で長時間並ぶことの大変さも何も知らなかったあの頃が懐かしいなーとか思いながら自分の席を探す。(今回は物販なかった。)

椅子の背もたれ部分に座席が書いてあるのでチャッと探してチャッと座る。思ってたよりも見やすい位置だったのでテンションが上がった。

なんかもっと懐かしいなー!!とかこんなんだっけ??ってなるかと思ったけどそんなこともなく。今日はこういう見え方か、いいね。みたいな。可愛げが一切ない。

バタバタするのが嫌なのと、現地へ行くまでの時間つぶしが鬼のように下手くそなのでいつも開場時間ちょうどくらいに行くから、開場から開演の間に流れてる曲をShazamっていうアプリで調べるのが指定席ライブではお決まりの流れ。

  • The Phoenix / Fall Out Boy
  • The Sound / THE 1975
  • Time Is Running Out / Papa Roach
  • Cool / The Struts
  • Farewell / Simple Plan
  • Goddamn I’m Dead Again / Sum41
  • Body Talks / The Struts 
  • Boom! / Simple Plan
  • Burn It To The Ground / Nickelback

開演前に流れてて良いなと思った曲は結構調べちゃうから、新しい曲を知るいい機会になってるのが嬉しい。今回はThe Strutsがすごく好みだった。

そして早めに入場したら確実に猛烈な睡魔に襲われるあの現象に誰か名前をつけてほしい。船を漕いで気がつけば開演15分前、ちゃんとお手洗いを済ませるのが心配性の流儀。

開演10分前になると楽器の音鳴らしが始まる。ソワソワしてきた。

開演5分前に装備品を身につける。準備万端。そして暗転。

セットリスト

01.未来線を上って
02.妄想GRAVE
03.情熱は覚えている
04.RIMFIRE
05.FAB LOVE
06.21st CENTURY LOVERS
07.オレンジピール
08.その愛と死を
09.18SDGs
10.Can Do
11.Scorn
12.ROSE HIP-BULLET
13.modern strange cowboy
14.桜色第2ボタン
E1.welcome to THE WORLD

GRANRODEO公式ツイッターより

ライブスタート

未来線を上って

暗転して学校のチャイムが鳴る。

新アルバム「僕たちの群像」の初回限定盤でも学校が舞台のショートムービーが特典でついてるからこのライブの始まりも学校演出なんかなー、いいなぁ、とか思ったり。

入場はいつもどおりShinくん、瀧田さん、e-zukaさん、KISHOWさんの順番。

ホント久方ぶり。こんにちは。そして顔のパーツが見える位置でニヤリ。

声出せないから拍手。

座ったままでライブ見ることなんて滅多にないし手を挙げていいものか分からなくて…ゴリゴリに芋る私。

ていうか歌うま。本当に久しぶりだ…けど私にとってGRANRODEOの音楽はヘモグロビンと一緒だからすぐに馴染む。新曲いいなぁ。生で聴く新曲は特別いい。

しつこいようだけどギターソロから曲終わりまでが本当に良い。爽やかだけどグッと来るんだよなあ。

妄想GRAVE

私的これぞGRANRODEO真っ只中な曲。

声出したい箇所がいっぱいあるけど、そこは楽器隊が歌ってくれる。私ね、おじさん達のコーラスが震えるほど好きなんですよ。激シブ。

いつか忘れたけど大阪城ホールで変幻自在のマジカルスターをアコースティックで歌った回があって、その時の合いの手が最高によかったの未だにに覚えてる。「ごっ」っていう所。

ライブが始まる直前までは声出せないのってすごく辛いことだと思ってたけど、イケオジコーラス聴けるなら全然いいわ。むしろこんな時しか聞けないでしょ?とても嬉しかった。

このイケオジコーラスの伏線を翌日に回収することになるとは、まだ手は膝の上状態でおとなしくニコニコで顔揺らしてる芋は知る由もない。(3曲目くらいまでこの状態)

だって跳ねる気満々だったもんだから…ライブの前日も10キロのウォーキングして足慣らしてたんだもの。いつもライブ当日にコンディションバチバチに整えていくから完全に気合が空回りした。

そんなことより最新アルバムで一番好きなのは間違いなくこの曲。ザ・GRANRODEO。ギターソロの音めちゃくちゃかっこいい。そこからの「愛してる」の流れね。たまらんですわ本当に。

情熱は覚えている

これ1年半の間に増えた曲の中で一番聴きたかった曲!!音源が既に優勝してるからライブで聴いたらやばいのでは??と思ってたんだけど、その通りというか期待の真上から火炎放射食らって燃えた。焼き芋になっても尚、手を挙げられなかった自分を心から恥じています。

今回のライブでも1番って言っていいくらいグッと来た。それだけは間違いない。

「帯ニハ短シ」の特濃クセパートはライブでも最高だった。

ドラムのドコドコ感が気持ちよすぎるし、コーラス多めだし、この曲スタンディングライブできるようになったらまたしてほしい…大阪で!

RIMFIRE

問答無用で好き。私が行くライブでは結構やってくれるのでセトリ決めた瞬間に立ち会った人皆大好き。ありがとうございます。

ここでやっと芋から人になった。っていうか条件反射で勝手に拳突き上げたと言ったほうが正しい気がする。14年目のロデオガールに死角はない。ロデオ=呼吸。

ただ、体に馴染みすぎてて最後の合唱パートで声出せなくて悲しいとか悔しいとかじゃなくて、脳が声を出せないと再認識した瞬間にダイナマイト起爆したみたいに涙出てきてびっくりした。あれ何?

今まで生きてきてあんなに届けぇぇ!!!!!!!と思ったの初めてかも。そっから声出してないのに声出してる感覚になったの麻薬過ぎて笑える。

うろ覚えMCパート

細かくは覚えてないのでトークの概要だけ

大阪は1年半ぶり。みんな元気にしてましたか?

大阪の緊急事態宣言事情に詳しい紀章さん。

「情熱は覚えている」は配信ライブの時に歌いまくったから飽きるかなと思ってたけど、そうでもなかった話。

新しいアルバムのショートムービー観てくれた?

この間のロデオフェスで氣志團がハミングでコール&レスポンスしてたの覚えてる?あれさ、良いの思いついたなーって思いながら観てた。

こっからツボにはまった彼らのハミングトークが始まる。

K:俺こっから先全部ハミングで歌おうかな(笑)

e:この前1番の歌詞丸々ハミングの時あったじゃん。

FAB LOVE

そう言えば最後に行ったツアーってFAB LOVEツアーでは??お久しぶりです。

掛け声もあるし手拍子もあるし、参加してる感がとても楽しい曲。

ここらへんはもう魔法にかかって声出してる気持ちになってるからめっちゃ一緒に歌ってたなぁ。(脳内で)数十分前の芋はもういない。

「あの娘も今42で それでも美しい」って歌うところは

「アイツは今53で ギターを弾いているー」って親指で指差しながら歌ってた。

「夢の中でも踊り続ける」からは手拍子で。あそこ大好き。

21st CENTURY LOVERS

思わず同行していた姉と顔を見合わせた。

私がまだ中学生の時に、姉がバイト代で初めて買ったアルバムが「BRUSH the SCAR LEMON」だった。

それまでは今までタイアップしたアニメの主題歌をビデオテープに録画して、1分30秒だけを何度も何度もそれこそテープが擦り切れるくらい聴いてたから、初めての「形」あるGRANRODEOが嬉しくて本当に大切に毎日毎日聴いてたなぁ。

紛れもなく人生で1番影響を受けたであろうアルバムに入ってる曲をやってくれるなんて好き以外の何物でもない。隣の姉も嬉しそうだった。

うろ覚えMCパート

バンドメンバー紹介します。

瀧田さんの共感してもらえないトーク(瀧田さんこの日はたくさんお話してた。)

鉄ちゃん気質(鉄道好き)で新幹線乗ってる時に滋賀から京都に行くあたりはすごくテンションが上がる。特に米原らへん。

線路+景色=80点、そこに電車が加わると完璧。

昭和の古い時刻表とかまだ持ってる人がいたらください。by瀧田イサム

瀧田さんとShinくんは新幹線の座席が隣同士で、瀧田さん窓側でずっと外見てたそう。

Shinくんお誕生日おめでとう。

さっき話してたけど、ハミングなら皆で祝えるんじゃない?やってみよっか(笑)

ハッピーバースデーのメロディとともに禍々しい世界が広がる。

さっきFAB LOVE歌ってる時に53て言ったけど、飯塚さん今54だったよね?サバを読んでしまいました。

大阪名物、城ホール公演で生中継の最中にお腹下してKISHOW退場事件トーク。

毎回ネタにしてるけど、現地にいた側からすると飯塚さんのうろ覚えホニャホニャ歌唱からの会場の皆で合唱したのすごく楽しかったことだけ伝えたい。

私らが楽しんでる間、退場した彼は大変だったわけだけど(笑)

汚れたパンツは洗ってやるから。ハミングで。by e-ZUKA

オレンジピール

アルバム発売日に初めて聴いたときはあまりピンとこなかったのに、2回3回繰り返して聴くうちに1番耳に残るのがオレンジピールだった。私の中ではスルメ曲。

この曲はピンクとオレンジ色の照明演出がすごくキレイで好きだった。

イントロはベースから音が始まるけど、その時は瀧田さんだけオレンジで照らされてて、キーボードの音が加わったらステージ奥がうっすら色が濃くなって。

次にギターの音が増えたら飯塚さんもオレンジで照らされるっていう。伝われ。

2番になったらギターから始まって次にベースの音が増えるから照らされる順番はさっきと逆っていう。ああいうの好きだ。

セリフ部分はどっちも音源みたいに言ってた。あと手拍子が楽しい。

「バイリンガルなあの娘だって」っていうフレーズが何故か耳に残るんだよな。

その愛と死を

本日のバラード枠。

バラード枠では最新の曲を歌うことが多くて、昔の曲たちがどんどんレアになってくるのでいつも最後だと思って大切に聴いてるんだけど、音源では物足りなくなっちゃうくらいに上手い。良かった。

曲終わりで紀章さんサッとはけていった。

18SDGs

めちゃくちゃ楽しみにしてたインスト曲。

リズムがコロコロ変わるから聴いてて楽しいし、何かから解き放たれたかのように縦横無尽に動き回る飯塚さんがイキイキしててこっちまでニコニコになった。

楽しそうにしてくれてるのを見るのが1番嬉しい。

Can Do

久しぶり。ロデオのライブと言えばこの曲ってくらい定番。

めちゃくちゃ盛り上がる。

リリースしてからずっとライブ定番曲として君臨してるから、初ロデオの人はこの曲と「modern strange cowboy」さえ予習してたら楽しめると思う。っていうかCan Doがセトリから外れたのって1,2回?エースです。

代わりに「silent DESIRE」やらないかなぁ(笑)まだライブで聴いたことない…いつか聴けたらいいな。

Scorn

こんなライブ映えしそうな曲を求めていた。

好きすぎてリリースしたての時、この曲だけ1曲リピートで病院通ってたもん。ちょうど胃の機能停止して1番体調が終わってたときだったから、それこそ点滴代わりだった。

非常に助かりました。ありがとう。

声出せるライブでまたやってほしい。絶対に。

ROSE HIP-BULLET

曲始まりの照明の点滅エグかったのこの曲かな?チカチカしてた。

紀章さん座りながらヘドバンしてる客席を見て笑顔だった。

ヘドバンする人とお地蔵さんとお芋さんが共存する世界。素敵や。

この曲も最近よくやるなぁ。予習リストに追加で!

そう言えば「つぼみのような弾丸で」のとこ久しぶりに音源通りに歌ってたなぁ。良かった。

modern strange cowboy

この曲が来るとただいま!!!!ってなる。不動のNo.1エース。

お祭り騒ぎみたいで楽しい。サビは阿波踊りみたいに手を交互にあげる人が多い気がする。

私は片手のみで自由にさせていただいております。決まりなどないんだから迷惑がかからない範囲で自由に楽しむ。それが1番。

桜色第2ボタン

卒業シーズンということでこの曲。

最後のラララ部分なんか知らんけどめっちゃ感動した。

一番最後「ずっと」って言うところがこの曲の大好きな部分。今回もめちゃくちゃ良かった。ため息ついちゃうくらい好き。

曲終わりでバイバイしながら全員はける。

アンコールはステージ上のGRANRODEOパネルの点滅に合わせて手拍子。

再登場からの告知タイムは結構さらっと。

体力的には今日のライブをもっかい初めからできるくらい元気なんだけど、こういうご時世なので。なるべくフルライブに近い感覚でできたらとは思ってるけど、もう少し状況が良くなったら。次も5月にライブやるんで来てね。

welcome to THE WORLD

照明カラフルでキレイだった。

この曲から始まるGナンバリングライブも見てみたい気がする。大きな会場で。

初めて聴いた時、新しすぎて全然はまらなかったけどライブで聴くとすごく良かった。

「歓喜の歌を」の部分をぜひ生で聴いてほしい、来てよかったって心から、それだけ。

パンパカパーンは高い声で歌ってた。

最後はギターでチャイムの音鳴らして終わり。

4人整列してお辞儀。いつもなら使用済みグッズ投げてプレゼントするんだけど、もちろんそれはナシで。

最後おっきい声でなんか言ってたけど聞こえず。

規制退場なので順番待って退場。

ライブっていいね。

正直ライブ当日までの数日間体調が悪くて相当グロッキーだったけど、ライブの翌日から今日までめちゃ元気。

朝も胃にコンクリ注がれたみたいに重かったのに、それもなく(笑)即効性ありすぎた。点滴だから。

次のは東京だから行けないけど、その時にまた新たなライブの発表があったら嬉しいなぁ。

おしまい

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