10月11日の東京公演から始まったGREAT ROAD STORYツアー、約4ヶ月各地を巡って最後の21公演目は追加の横浜公演。
私の誕生日が横浜公演の前日ということもあって、自分へのプレゼントにと迷いなくチケットを申し込んだのは大正解だった。
最高以外の言葉が見つからないもんね。
コロナ前のGRANRODEOのイメージが「本編18曲(±1曲)、アンコール2曲、ダブルアンコール1曲にMCたっぷりで3時間近くライブする人たち」だったんだけど、今回のセットリスト見てたら今までのGRS公演から2曲増えて、本編18曲でアンコール3曲だったから昔のGRANRODEOがまた帰ってきた感あってめっちゃ嬉しかったな。
コロナ以降、ダブルアンコールはなくなって2時間半のライブが普通になってたから、今回はMCあっさりめだったけどたっぷり歌ってくれて最高すぎた。
あれ?でもこんだけ曲やってもライブ時間2時間半ちょっとくらいだったよね?
いつもと変わらないのか。
濃密という言葉は洗顔の泡に使う言葉じゃないのかもしれない。
GRANRODEOのためにある言葉だ。
セトリもこれ以上ないくらい詰め合わせてくれたし、寂しい気持ちよりも満足感の方が強すぎて成仏するかと思った。
まだまだ20周年イヤーは始まったばかりだから気を引き締めていかないと!!
最終的に私が行ったのは東京、金沢、岐阜、広島、岡山、大阪、香川、愛媛、愛知、福岡、熊本、横浜の計15公演。
ライブの数日後に体調を崩した大阪2daysと愛媛公演の感想に力を入れすぎて書けなかった香川公演以外はブログに残せたのはでかい。
またいつでもあの日を思い出せると思うと気持ちも軽くいられる。
ライブスタート

会場:KT Zepp Yokohama
整理番号:352番353番
上手側の1柵目と2柵目の間がスペースまだあったのでそのあたりで見ることにした。
開演前はパーソナルスペース広めだったけど、追加公演でこのまま見られるようなゆとりは絶対にないだろうなと思ってたらライブ開始直後に人生初の圧縮が始まる瞬間を目撃。
すごかった。
牧羊犬に追われる羊のような勢いで走ってきた壁沿いの軍勢によって目の前にいた人たちが一瞬でいなくなった。
前方はどうだったか分からないけど、私の見てた場所は圧縮もなく空いてるスペースを横移動してセンターの方に移動できたし、めちゃくちゃ快適に楽しめたから最高だった。
セットリスト
- 1.大往生 Everyday
- 2.アウトサイダー
- 3.NO PLACE LIKE A STAGE
- 4.Passion
- 5.メズマライズ
- 6.アサメシマエノヤサシイセカイ
- 7.TRASH CANDY
- 8.カミモホトケモ
- 9.Punky Funky Love
- 10.Jump And Pump
- 11.SEA OF STARS
- 12.今より先を(アコースティック)
- 13.Pepper Cave
- 14.慟哭ノ雨
- 15.ROSE HIP-BULLET
- 16.愛のWarrior
- 17.modern strange cowboy
- 18.Floating Story
- e1.甘い痛みは幻想の果てに
- e2.Fake lover’s true heart
- e3.Can Do
開演前アナウンスで本日はカメラ撮影があるので、カメラに顔が映り込む可能性がありますみたいな話をしてたから、ガッツリ撮影してたはず。
どの媒体で公開してくれるのかわからないけど、ぜひ手にとってずっと見られるようにしてください。
4K高画質ノーカットで…。
強欲。
昼間にゆっくりうどんを食べすぎたせいで消化しきれてない感じのままオープニング曲が流れてきて、もうどうにでもなれといった気持ちで手拍子。
ライブ前の食事管理が最後の最後までうまくいかないの自分らしさが出てていい。
大往生 Everyday
4人が登場して曲が始まった瞬間に、フロア横の壁沿いの人たちが何十人もすごい勢いでセンターに小走りで幅寄せしてた。
なるほど、圧縮はこうして起こるのか。と思いつつ危ないから後ろに下がって様子を伺って、人の流れが落ち着いてから前に詰めた。
なんかギターの音に違和感というか言葉で説明できないけど若干いつもと違う気がしてなんだろうと思いながら聴いてた。
紀章さんロングトーンのとき声途切れちゃって書道の二度書きみたいにもっかい声出し直してなかった??
これはいつの記憶?
アウトサイダー
飯塚さんのターンが目の前で!!
姉とも話してたけど、タロットカードの成果出てた。
1日通して飯塚さんの色気炸裂でむせそうになるくらいかっこよかったんですわ。
あといつもより左右にずっと走り回ってるような感じで、色んなところに移動してたから紀章さんも瀧田さんも上手側の近いところで見られたのも嬉しかった。
運動量エグそう。
この曲終わりだったと思うけど、飯塚さんがステージ袖のスタッフさんに自分の耳を指さして上上みたいなジェスチャーして、イヤモニの音あげてってアピールしてた。
NO PLACE LIKE A STAGE
楽しすぎる。
圧倒的ノープレ派閥に属するものとして今回のセトリはありがとうございますの一言に尽きる。
Passion
Passionありがとーーーーー!!!!
紀章さんめちゃくちゃ声出てたな。
最高だった。
メズマライズ
まさかメズマライズをこんな短期間でたくさん聴けるだなんて。
夢じゃないんだよな〜。
アサメシマエノヤサシイセカイ
飯塚さん、曲前のギターソロすんごい楽しそうに弾いてた。
黄色い照明に照らされながら演奏する姿ももう見納めか〜と思いながら見てたらちょっと切なくなったけど、曲が始まったらノリノリになっちゃうよね。
跪いて吊り革を握る仕草をしながら歌う紀章さん。
上手側でやってくれたから全身見えた。
TRASH CANDY
コーレスもそうだけど、手拍子とかハイッ!!ハイッ!!の掛け声とか本気度高すぎてぶち上がった。
天才のセトリ。
ここらへんのMCでおっきなため息をつく飯塚さん。
紀章さんが「飯塚さんのため息がデカければデカいほど手応え感じてるってことだからね!」って言ってたの笑った。
飯塚さんのガチため息2回くらいあったけど、そのたびに手応えの話してたな。
瀧田さん紹介のタイミングで、2024年のGRS公演でやってたTKTの儀式復活。
なんでTKTがなくなったかわからないけど、最後だからやりたいと思います!的なこと言ってTKT始まったけど、紀章さんも飯塚さんも聞かされてなかったみたい。
紀章さん、TKTやるのほんとに聞いてないんだけど(笑)今回のツアーで瀧田さん卒業します!嘘です(笑)って言って笑ってた。
カミモホトケモ
奈良の神社仏閣でカミモホトケモを聴ける日は果たして来るのか。
GRANRODEOが奈良で野音は夢すぎるけど。
奈良県民の私にとって最大の夢。
奈良100年会館でもいい!!来てほしい!!!
Punky Funky Love
東京でこの曲をやったときは、コーラス自分だけ歌ってるんじゃないかくらい周りの声聞こえなかったけど、この日は皆クソデカボイスで大合唱してて最高に良かった。
やっぱりいっぱい声出せる曲は楽しいな〜!!
Jump And Pump
皆前に詰めて行って横が空いたから見えやすいセンター寄りに移動しながらジャンプジャンプ!!
圧倒的に楽しかったんだけど、前半はしゃぎすぎてふくらはぎが全然頑張れなかった。
もっと跳ねれるようになりたい!!!
SEA OF STARS
隣のお姉さんが曲始まってすぐくらいに扇子を落としてしまって、曲途中で私の足元に落ちてることに気付いて即拾いからの扇子返却。
せっかく扇子持ってきたのに振れないのはトラウマになるものね(泣)
曲中に邪魔したら悪いかなと思ったけどめちゃくちゃ喜んでくれたからよかった。
私も昔、大阪城ホールのスタンド席で椅子の隙間にタオル落として探せなくてNOT for SALEでタオル振るの諦めたことがあるんだけど、まだ忘れてないもん。
あれは悔しすぎた。
すぐ取れる位置じゃなかったからしょうがないけど、それからはタオルは絶対首にかけるようにしてる。
今より先を(アコースティック)
個人的本日のMVP。
久しぶりにめちゃくちゃ泣いたな。
引くくらい顔グチャグチャなったわ。
曲入りのMCで今よりもその先を〜みたいなことを言っていて、今日のアコースティック枠が今より先をだと確信。
匂わせてくれて心の準備をさせてくれてありがとう。
曲始まりの紀章さんの第一声、「歩き疲れて」のフレーズは音を引っ張って溜め気味に歌い始めたのが最高に良くて、途中で少し声が掠れる感じもまた…。いいんだ。
私の記憶ではサビ2回目が終わるまで飯塚さんは演奏のみでコーラス参加してなかった気がするんだけど、そのあたりはもっかい映像で確認したいポイント。
あれ、そういえば飯塚さんまだコーラス入ってないよなって思った記憶があるから信じたいけど、当てにならないあの日の私。
過去は進むためにあるもの〜から紀章さんの歌のうまさにやられて喉の奥がズンと重たくなって、まだ泣かないぞって思ってたのに、初めて今より先をのアコースティックバージョンを聴いたときのことを思い出してダメだった。
涙が止まらないんだ…。
その後の「今より先を見よう」からがとくに神がかってた。
最後のサビでやっと飯塚さんのコーラスが入ったと記憶してるんだけど、歌い始めの「流れる時は」の「な」をぴったり合わせるために2人の息継ぎのように肩を上げる動きがシンクロして、完全な無音の中歌い出した「流れる時は」から最後まで声のバランスが絶妙すぎて。
どっちかの声が大きすぎることもないし、音程というかなんていうの?2人の声のハーモニーがたまらなく良くて。
もちろんボーカリストは紀章さんだけど、飯塚さんのコーラスが合わさると一気にGRANRODEOになるというか。
相性が良すぎる。
2人の声の相性が最高に良いなっていうのは常々思っていることではあるんだけど、この時ほど強く思ったことはないかもしれない。
生で聴けて本当に幸せだった。
ていうか最後のサビで照明変えてたよね!?
2人で歌い出した瞬間にピンクと緑??かなんかの淡い色の照明に切り替わって2人を後ろからフワッと照らすの泣かせに来てますやん!!!
まんまと食らったわ。
そんでまた1番最後の「今より先を見よう…」からアウトロに入る瞬間、ギターの音がさぁ!!
天界の大天使様が微笑みながらハープを弾いてるような優しすぎる音で散々泣いたのにまた涙出てきた。
映像化されるのがこの日で本当に良かったと心から思った。
でもさ、やっぱり爆音で右耳がちょっとモヤってる感じで聴いたあの今より先をは私しか味わえないものだったんだよな。
そう思ったらライブに行って生の演奏とか歌を聴くのってすごく特別なことだし、会場で見てる人たちそれぞれに思うことがあるだろうから、まだ来たことがない人は是非GRANRODEOのライブに来て今のこの旨みしかないパフォーマンスを味わってほしいなと心の底から思った。
「今より先を」の初披露は、大阪のあべのキューズモールで開催された公開収録の中のアコースティックミニライブコーナーだったはず。
その日はアコースティックで3曲やったんだけど、私は仕事で途中からしか見られないのが確定してて。
(ちなみにその日やったのは、SEA OF STARS、今より先を、Can Do。)
朝からめちゃくちゃ楽しみにしてたのに、そういう日に限って生まれて初めてクレームを貰ってしまって、しかも自分でどうすることもできないことで怒られたもんだから改善点を探すことすらできず。
当時は20歳だったし、まだ仕事を始めたばかりだったこともあって気持ちの切り替えが全然うまくできなくて、半ベソかきながらなんとか仕事を終わらせてダッシュで天王寺に向かった。
現地に着いてキューズモールに向かう最中、
少しずつライブの音が聞こえてきてはやる気持ちと、周りのたぶんファンじゃない仕事帰りの人とか学生さんが歌うま、誰?なんかライブやってるっぽい。って言いながら吸い寄せられるように3Fのスカイコートに歩いていくのが誇らしくて、目と鼻の先にGRANRODEOがいるのにゆっくり歩きながらジワジワ大きくなる音を楽しんでた。
エスカレーターを上りながら聞こえてきたのは知らない曲で、よかった!!新曲に間に合った!!と嬉しくなりながら空いてる場所を探した。
「過去は進むためにあるもの 未来のためにあるもの」というフレーズがその日の自分に刺さりすぎて、ボロボロ泣きながら聴いてたのが昨日のことのよう。
あれから10年か。
ドラムソロ
雷のゴロゴロみたいな静かだけど激しい音を大迫力で叩き始めるSHiNくん。
ドラムの音で地面揺れてたし、自分が履いてたズボンが細かく揺れて脚にズボンの布がファッファッて当たるのよかった。
今日もペットボトルのお水を飲みながら片手で演奏してた。
あれ本当にかっこいいわ。
Pepper Cave
飯塚さんもかもねっ♪のとこ紀章さんに重ねて言ってたよね?夢かなと思ったんだけど映像になったらチェックする。
瀧田さんの体がちょうどベースを弾いてる指の動きがよく見える角度で、瀧田さんと飯塚さんが隣り合わせで演奏するパートのときに、瀧田さんの指が軟体動物みたいに超高速で動いてたの、思わずすごっ!って声出しちゃった。
慟哭ノ雨
叫んだ。
やっぱり慟哭を熊本の1回だけしかやらないなんてないんだよ!!!
求めていたものはこれです。すぎて腕ちぎれるくらい突き上げた。
どうかその手を差し伸べての時に、皆の手がアンジェリークOPの差し伸べて〜の手みたいにステージ前の推しに手をスッと差し出す感じになってたのなんかめっちゃ感動したなぁ。
さっきまで拳だったのになんて優しい手なの!?皆!!!と思ってそれがすごく印象に残ってる。
客席が映るアングルがあったらあそこもっかい見たいな。
ROSE HIP-BULLET
やばすぎ。天才。
慟哭からの薔薇尻は大好きな並び。
私の好きなギターソロ前のブレイクパート、熊本とも若干違うアレンジだった気がしてまた聴けるの楽しみでならない。
聴けば聴くほど好きになるな。今のところ天井知らず。
愛のWarrior
飯塚さんと目が合ったー!!!
爽やか笑顔でクラクラです。まじで好き。大切!!!
かっこよすぎて泣ける!!!
2人とも後半なのにまだまだ縦横無尽に走り回って疲れ知らずなのか?
いや、すごい汗!!!!ってなった。
modern strange cowboy
記憶なし!!
とりあえずアツアツだったことは確か。
MC
飯塚さん、愛のWarriorのこと愛ウォリって略してたから私もそう呼ぶことにする。
普段2人が曲名なんて呼んでるのか気になる民だからちょっとテンション上がった。
Floating Story
「キスを交わせば」の飯塚さんコーラスがはっきり聞こえたのは1回だけだったけど、演奏に力入れてるときでもちゃんとマイクの方に口持っていって声を届けようとしてるのはわかったから、それだけでも胸いっぱい。
甘い痛みは幻想の果てに
合いの手で顔がブスになる曲NO.1。
めちゃくちゃ好きな曲だしいっぱい聴けたの嬉しすぎ。
合いの手最後のイェーーーはこの世で1番ガサガサの声で言えたの最高。
Fake lover’s true heart
アンコール2曲目!!!???
いつもならMCなのに間髪を入れずに演奏しだして歓声と悲鳴が入り交じる事態に。
SHiNくんダンッダンッって単発で叩くところ立って叩いてた。
あれいいな〜。
SHiNくんも瀧田さんもロデオの2人もそうだけど盛り上げるのうますぎね。
MC
G20の公演タイトル発表。
自分で言うのもなんだけど、めちゃくちゃダサい!!でもダサいのが俺たちらしいよねってことで、発表します!
GRANRODEO 20th Anniversary LIVE 2025 G20 ROCK★SHOW
「LOVE&FIRE〜愛と情炎のGRANRODEO〜」
サブタイトルもしっかり入ってますから!ってちょっと早口で言ってたの笑った。
そうそう、こういうのがいいんだよ。のど真ん中攻めてくれるの本当GRANRODEOって感じで大変良い。
ダサいのが好きだし、ダサそうに見えてめちゃくちゃかっこいいことしてくれるのも知っている。
Can Do
曲が始まる前、最近お気に入りの苦労話〜語り部風〜でいくのかと思ったら、今日はやめとこ!って普通にアキレス腱も切ったし通風もやったし喉もやったし、色々ありました!でもお酒はやめてません!!みたいなことを普通のトーンで言って曲入り。
紀章さんがステージ奥からダッシュでお立ち台まで来るやつ年明けのどこかの公演でもやってたけどこの日もやってた。
あれかわいいんだよな〜。
曲終わりのジャンプ前に死ぬなよ〜!!って言ってくれた。
グッズプレゼントのコーナー。
SHiNくんはドラムスティックとシンバルとその日来てた私物のボーリングシャツをプレゼント。
シンバルに文字書いてあったけど、紀章さんと飯塚さんは書いてなかったみたいで、仲間はずれにしないで〜って言いながらステージ上で寄せ書きしてじゃんけんプレゼント。
瀧田さんは還暦のお祝いにSHiNくんからもらった赤い帽子を投げるフリ…じゃなくて本当に投げちゃった。
SHiNくんにちゃんと確認取ったみたいだけど、まさか投げるとは思わなかったな。
瀧田さん今回のツアーは1回も身につけてるもの投げてなかった気がするけど、最後の最後にハット投げるの良すぎた。
GRSツアーの瀧田さんはいつにもましてサポートに徹してる感じが強かったんだよな。
全力で盛り上げるし楽しむけど、あくまでも僕はサポートでGRANRODEOの2人が主役なんで。みたいな。
今までがそうじゃなかったわけじゃなくて、今回は特に一歩引いて見守ってる感じがして。
SHiNくんと瀧田さんがはけそうになったときに、紀章さんから促されて瀧田さん最後にマイクを使って挨拶。
僕にとっても人生で忘れられないツアーになりました!
ありがとうございました!!
沁みるわ…。
なんか冗談で言ったであろう瀧田さんの卒業が現実にならないか心配なくらいいい顔してた。
これからも体が動く限りGRANRODEO不動のサポメンでいてほしい。
最後しんみりしちゃったけど、1年でこれだけたくさんライブに行くのも初めてだったし、遠征して美味しいものも食べてたくさん思い出が増えて。
行ってよかったな。
GRANRODEO最高。
これからもずっと応援してます。
長いツアーお疲れ様でした。
おしまい
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