GRANRODEO20周年に向けたソロ活動の第二弾である紀章さんのツアー、初日は大阪!
7月発売のアルバム「深夜零時」を引っさげて、懐かしの曲ありカバー曲ありの濃密なライブを見ることができて最高の時間だった。
ライブ時間が1時間45分くらいでちょっと短めだったけど、MCあんまり長くなかったからギュッと濃縮した感じでそれはそれでグッド。
いつにも増して声の調子が良かったのと、初日ならではの緊張感マシマシ紀章さんの姿を拝めたのは貴重な体験だったな〜。
飯塚さんのソロとはまた違った空気感でおもしろかったから、そこらへんも忘れないうちに書き留めておこう。
なんばHatch
JR難波駅から徒歩5分くらい。
26-B出口を目指して歩けばOK。
難波駅にも会場内にもコインロッカーがたくさんあるので荷物置き場には困らなさそう。
ドリンク代は600円で現金のみ。
入場口の近くにドリンク引き換えコインを購入できる自販機があったから、試しに使ってみた。
整理番号順に入場する流れでドリンク引き換えコインor現金600円をスタッフさんに渡すと、紙のドリンクチケットがもらえた。
現金で600円ちょうど払える人はわざわざ自販機でドリンクコインを買わなくて良さそう。
物販
今回の物販はツアーが真夏開催ということもあって、限定グッズを買いたい人は事前にネット整理券(先着順)を申し込んでその時間に合わせて並ぶスタイル。
私は大阪公演では整理券を取らなかったので、どんな感じだったか分からないけど、噂によると屋内で並べたっぽい?
ライブスタート
整理番号は312番、313番。
場内に入ると、前の方ばっかり埋まってる感じではなくて、後方でも柵の前を取る人が多い印象だった。
300番代で入場しても1柵目と2柵目の間のスペースに結構空きあり。
私は2柵目の少し後ろセンター寄りで見ることにした。
ステージに近すぎると全体が見えないからこのあたりの位置が割とベストポジションだったり。
ステージ上には楽器の他に長さがまちまちのほっそい蛍光灯のような棒が立ててあって、ライブの最中はいろんな色に光る仕様。
紀章さんのマイクスタンドは真っ白だった。
もしかしたら柄ありだったかもしれないけど、そこまでは見えず。
マーシャルのスピーカーがないからステージの奥行きが広い感じで新鮮だった。
18時に暗転。
セットリスト
- 1.MIDNIGHT CIRCUS
- 2.Fifty-Fifty
- 3.純度
- 4.百年の孤独
- 5.Warrior
- 6.Fly Away
- 〜深夜零時(interlude long ver.)〜
- 7.I Will Come To You-Hanson(カバー)
- 8.サーカスナイト-七尾旅人(カバー)
- 9.Daydreamin’
- 10.let me dream of you
- 11.Lucky for you
- 12.Cyborg No.61298
- 13.Flower Tambourine Dance
- 14.Every Single Night
- e1.Game
- e2.Run for run
サポートメンバーは、
- ギター 大内慶さん(バンドマスター)
- ベース アベノブユキさん
- ドラム 裕木レオンさん
- キーボード 滝澤俊輔さん
- サックス&フルート 後藤天太さん
後から姉に教えてもらったんだけど、 Da-iCEの想太くんがやってる4人組バンド「Natural Lag」のベースがアベノブユキさんだったみたい!!
なんて偶然なんだ。
推しと推しが繋がるなんて…。
アベさんの演奏も好きだったから今度ライブ行ってみよう!
今回は下手から登場。
サポートメンバーの皆さんは全員黒の衣装で揃えてた。
紀章さんは柄シャツに白いTシャツの袖をカットしたような薄手のタンクトップに落ち着いた色味の赤ピンクのパンツ。
右腰にはグッズのスカーフを引っ掛けてた。
ただ歩いて立ち位置についただけなのに緊張感が伝わってきたけど、登場した時の大歓声でちょっと嬉しそうな紀章さん。かわいい。
MIDNIGHT CIRCUS
明らかに緊張してる紀章さん、相変わらず歌がうますぎる。
GRANRODEOおなじみの楽器隊に囲まれたKISHOWさんがこの曲を歌ったとしたら、きっともっと艶やかな雰囲気なんだろうけど、今日の紀章さんはすごく丁寧に歌い上げる感じでそれまたニコニコしちゃった。
数えて three two oneのところは3の時はI Love youのハンドサインの手の形で外に開いて、2で胸のあたりに裏チョキ、1で手を前に出す、みたいな振り付けチックな感じ。
紀章さんの歌が素晴らしいのはもちろんのこと、1音目からバンドサウンドがかっこよすぎてしびれまくった。
音源とは違う曲なのかと思うくらいの重低音。
生演奏最高!!
今回サポートメンバーの立ち位置が下手からギター、キーボード、ドラム、ベース、サックスの並びだったから、左耳からギターの音が強めに聞こえてくるのすんごい不思議な感じ。
いや〜、よかったなぁ。
MC
歌い終わってステージが明るくなるなり紀章さんが、
どう?どうだった?
って(笑)
飯塚さんソロの初日もそうだったけど、曲終わりに間髪入れず話し始めるのめっちゃかわいい。
話しながら両手を胸のあたりでモジモジさせてて、だいぶ緊張してるんだなって思いながら見てた。
GRANRODEOから来ました。ボーカルのKISHOWです。
GRANRODEOのKISHOWとソロ活動のKISHOWとでどういった立ち位置でやればいいのか、バランス感が全然掴めないまま本番を迎えてしまいましたけれども(笑)
今日は楽しんでいってください!
Fifty-Fifty
Aメロのギターアレンジがかっこよすぎて驚いて、紀章さんじゃなくギターの人ばっかり見てしまった…
何あれ…音源化してくれ…。
なんで2回しか聴けないの…???
えー…めっちゃ良かった。
軽くめまいしそうなくらい食らったな〜〜〜。
純度
マイクスタンドにマイクをセットして歌う。
紀章さんは声の出し方ももちろん上手いんだけど、マイクの距離感で声の強弱を変えるのも本当に上手い。
純度は紀章さんの全てを楽しめて本当によかった。
ほんといいアルバムだよな。
MC
曲が終わって後ろ向くなり紀章さんが
黒っ!
皆衣装黒で合わせてるのに、俺だけこんな派手なの空気読めてない奴みたいじゃん(笑)
でも今回の衣装めちゃくちゃ似合ってるよね。
バンドマスターの大内さん、初めてのバンドメンバー&紀章さんとの飲み会で緊張しすぎてお酒すんごい量飲んじゃったらしい。
酒癖に難ありの人はたいがい翌日に長文のメッセージ送ってくるよね(笑)
この話してる時バンドメンバーの皆さんがすんごいニコニコして楽しそうに聞いてたのが印象的だった。
楽しかったんだろうな。
このあとはGRANRODEOデビュー前に出した楽曲を披露。
百年の孤独
昔の曲はもう10年以上前に聞いたきりだったから覚えてるか心配だったけど、ところどころ懐かしく感じるフレーズがあってエモかった。
古参のファンの人は嬉しかっただろうな。
Warrior
紀章さん、緊張が解けてきたのか懐かしの曲あたりから明らかにセンターから離れて上手下手に移動するようになったのニコニコしながら見てた。
この曲だったかな?
懐メロのどれかの曲の時、ベースのピック弾きが珍しくて紀章さんじゃなくてベースばっかり見ちゃった。
またベースの人が楽しそうに弾くのよ。
あとバンドマスターの大内さんは時々口ずさみながら演奏してるのがめっちゃよかった。
Fly Away
水色の照明の中、紀章さんが柔らかい笑顔で客席のみんなを見つめながら歌ってた。
昔はあんまり意識して聞いてなかったけど、飯塚さん作曲なのがめっちゃ分かりやすくて思わず微笑んでしまった。
あと、ギターソロが激エモだった。
ギターの手元に向かってマイクを向ける紀章さんもたまらんかったし、大内さんのギターの音が結構クリアな音で、それがまた爽やかなというかピュアな感じで良かったんだよな。
〜深夜零時(interlude long ver.)〜
お色直しで即はける紀章さん。
舞台上はセンターに椅子が置かれて楽器も入れ替わる。
戻って来た紀章さんは半袖の金ラメっぽいシャツ。
無音のまま椅子に座ってシャツを整えてたら、マイクがオンになってて布の擦れる音がシュッシュッって入っちゃってたのがまた良かったな。
I Will Come To You-Hanson
全編英語のカバーはハンソンの楽曲。
兄弟バンド?のドラムが当時11歳の女の子で、キラメキ☆MMM BOPっていう曲がよろしくない方で有名になったみたいな話を曲終わりのMCでしてた。
キラメキの方はやらなかったけど、今回カバーした曲は大好きで良くカラオケで歌ってるそう。
この曲、バンドの生演奏で1回歌ってみたかったんだよね。
リハの時だいぶうるさく言ってたからキーボードのタッキーは特に大変だったんじゃないかなと思うけど。
歌えてうれしかったです。
サーカスナイト-七尾旅人
この曲が大阪公演のセトリの中で1番刺さってしまった。
涙が出そうになるくらい素敵だった。
この曲の時だったか、サックスの天太さんがフルートに持ち替えて演奏始めて震えた。
二刀流!!
歌ってる時の紀章さんの表情が今にも消えてしまいそうな感じで、音をポツポツと紡いでいくような歌い方と演奏の繊細さに引き込まれた。
歌詞がまた…。いいんだよ。
生で聴けてよかった。
切なめのサンドアートを見てる時みたいな感覚、とても不思議な気持ちになった。
ああいう曲の魅せ方、本当にうまいよな。
MC
バンドメンバーの皆とチームの名前を決めた話。
あんまり言いたくないから最終公演で発表しようかなって言い出した紀章さん。
でも、えーーー!!!っていう声が大きかったから教えてくれることに。
真夜中の「MIDNIGHT」は絶対に入れたいねって話してたんだけど、せっかくならダサくしたいって流れになって、
MIDNIGHT LOVERSです!!
サポートメンバーだけでMIDNIGHT LOVERSなのか、僕も入れてMIDNIGHT LOVERSなのかは分かりませんけれども。
コードネームも決めたらしい。干支で。
ドラムのレオンさんは未年でミッドナイトシープ。
ベースのアベさんは寅年でミッドナイトタイガー。
サックスの天太さんは巳年でミッドナイトスネーク。
キーボードの滝澤さんは丑年でミッドナイトビーフ、ではなくミッドナイトシャトーブリアン。
ギターの大内さんは申年でミッドナイトモンキー。
え、僕は卯年ですから。
うんちコロコロミッドナイトラビットです。
Daydreamin’
ギターの大内さんとベースのアベさんがコーラスしてたんだけど、声が若い!!
飯塚さんの激渋コーラスに慣れてるからすごく新鮮でよかった。
let me dream of you
声の出が良すぎて、歌い上げる系の曲は特に聞いてるこっちも気持ちよくなるくらいの声量と迫力。
この曲もすごくよかった。
最後マイクから顔を背けるような感じで声フェードアウト。
良い。良すぎる。
Lucky for you
この曲1番楽しかった!!
曲始まってすぐにアベさん大内さんが手拍子を扇動してくれて乗りやすかったし、動けるMIDNIGHT LOVERSはステージギリギリまで前に出てきて紀章さんと一緒にノリノリ演奏。
ちょっとだけパートソロもあった気がする。
ラーララ ラーララ ラーラー Lucky for youのところはみんなで大合唱。
サビは紀章さんが横振りを促してくれたからみんなで横振り。
ウーロンティーのところで耳すませるようなポーズしてた。
Cyborg No.61298
サックスソロがあったりキーボードソロがあったり、ステージ上でMIDNIGHT LOVERSの皆さんも結構移動して違う立ち位置で演奏してニコニコだったのがとてもよかった。
サイボーグナノーーーーー♪
紀章さんロボットみたいな動きしてて、後ろにいたアベさんおっきな口開けて笑顔。
アベさんかわいいな。
Flower Tambourine Dance
ドラムセットの横にかけてあった赤いタンバリンをフリフリしながら歌う紀章さん。
MC
男子もサイボーグナノーって歌ったんだよね〜。
ふーん(ニヤニヤ)
楽しくなってきた紀章さん。
よっしゃ、もっかい最初っからやろうか!!
Foooo!!の流れかと思ったら、ドラムのレオンさんがMIDNIGHT CIRCUSのイントロを本域で叩き始める。
笑った。
あせったー(笑)
冗談が通じないタイプの子なのかなって思っちゃったよ(笑)
ほんと皆楽しそうだし、ほんわかしててかわいかった。
次が本編最後の曲になります。
この曲難しいから早めに終わらせたかったんだけどね。
Every Single Night
めっちゃいいやんけ〜!!!
自然と横揺れしちゃう。
適度にコーラスもあるし楽しい。
アウトロで紀章さんが先にはけていって、MIDNIGHT LOVERSの皆さんだけが残って演奏。
これがものすごくよかった。
何??贅沢すぎるでしょ。誰が考えたん?
アンコールは早めの手拍子だった。
ツアーTシャツを着た紀章さんとMIDNIGHT LOVERSの皆さんが登場。
それぞれの立ち位置に行くのかと思ったら、マイクのコード引きずりながら全員ステージ中央に集まる。
まさかのゴスペラーズスタイル!!!!
Game
えーーーーー!!!これは予想外。
大内さんは真剣に客席の方を向いて情熱的に歌う
滝澤さんは演者同士顔を見合わせるような感じで歌う
レオンさんは存在感を消して真剣に歌う
アベさんはニコニコ楽しそうに歌う
天太さんはちょっとはにかみながら最前あたりの人たちの顔をチラッと見て歌う
性格が出過ぎてて皆大好きになった。
紀章さんももちろん素敵な歌声だったし。
ライブアレンジ最高。
MC
Game終わりで皆が持ち場に戻ったあとに紀章さんが
さっき皆で歌いましたけど、あれ録音なので。
冗談です(笑)
って言っててかわいかった。
Run for run
大団円がすぎる。
1曲目の時とは別人のようにニッコニコで楽しそうに客席の方を見て一人一人の顔を見てるような感じがすんごいよかった。
最後皆でご挨拶。
皆は先行ってて!!
俺ちょっとだけ喋ってから帰るから!!
焼肉なに食べるか考えといて!
最後の最後までかわいい紀章さんが見られて最高の1日でした。
おしまい
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