あっという間に小型二輪AT限定免許取れました!
入校日は4月7日だったので約1ヶ月で小型二輪AT限定免許取得できましたね。
ゴールデンウィーク丸々行けなかったのでちょっと延びちゃいましたけど。
予約時間の融通がきく人ならこれくらいで取れるのではないかなと思います。
昨日免許センターで手続きも済ませて新しい免許証を手に入れたので、この数日間の出来事をまとめていきます。
前回は最後のシミュレーター教習で雑談多めのふんわり系だったんですが、最後の実技は2日間とも無茶オジ教官が担当という。
キャラが濃いなぁ。
教習9日目
検定試験のコースはAコースとBコースの2通りあるので、この日はあまり練習できていないBコースを徹底的に練習しました。
最後のシミュレーターで一緒だった主婦さんと二人の教習。
どうやら半年ぶりに教習所通いを再開したようで、かなり緊張してる様子。
事故して退院したと言っていたので、追突されたとかですか?と聞いてみたら、歩いてる時に頭上から工事現場の鉄骨が落ちてきて肩の辺りが潰されたと…
プロテクターつけるのもしんどいくらいで、お金がもったいないから一応免許だけは取っとこうかなと思ってはいるんですけど…その後は乗るの辞めとこうと思ってるんですよね。
という完全に予想外のエピソードに言葉出てこず。
どこで何があるか本当にわからないですね。
工事してるところにはなるべく近づいたらだめですよとアドバイスを貰いながらしばし談笑。
半年ぶりで退院してからのバイク初乗り、絶対緊張するだろうなあ…スピード出すのも怖くなりそう。
私は私で約2週間ぶりの教習でドキドキしてましたが、たくさんお話して緊張もかなりほぐれて結構いい感じに乗れてました。
主婦さんもほぼつきっきりで見てもらえていたのでそこまで怖くなかったと言ってました。
強い人だ。全力で応援したい。
9日目は延長になることもなく、次回が練習できる最後の日なので頑張ってくださいと言われてそのまま帰宅。
2日連続で予約が取れたので翌日が最終日、第2段階のみきわめの日です。
卒業検定に進んでも大丈夫とみなされたらみきわめ合格になる大事な日なので少し緊張。
教習10日目、最後の練習
最終日はまさかの一人。
教習最終日に一人ってめちゃくちゃいいじゃん!!!最高。と思ってたら無茶オジ登場。
よろしくおねがいします。
はじめに検定前の対策として乗車前と乗車後の安全確認を教えてもらってから、AコースとBコースを交互に走るような流れでした。
【乗車前の確認】
①落下物がないか足元の確認
②ハンドルを真っ直ぐにする
③サイドスタンドをあげる
④後方確認して乗る
⑤ミラーを合わせる
⑥エンジンをかける
⑦指示器を出す
⑧後方確認して発進
【乗車後の確認】
①指示器を消す
②エンジンを切る
③後方確認して降車
乗車前後の後方確認とミラー調整を忘れる人が多いみたいなので注意!!
ここで一つでも確認漏れがあると5点ずつ減点らしいです。
乗車降車の流れ込みでAコースとBコースを交互に走りつつ、一人きりだったので急制動の速度や1本橋のタイムなどを見てもらって修正できそうなところはしていく感じでした。
苦手な交差点付近は一本橋くらいのスピードで進入していいから左右確認はもう少し大げさでも大丈夫と言われ、そこだけは特に意識して練習しました。
左右確認は見たい方向の肩に顎をつけるような動きをすると、顔がブレずしっかりと確認してるように見えるのでおすすめ。
教官も遠くの方でしゃがんでこっち見てるか見てないかも分からなかったので、ちょっと鼻歌を歌いながら走ってたんですけど、最後の最後に急制動で大事件が。
急制動コースの中、しかもブレーキかけ始めるパイロンの位置に鳩が2羽…タイミング悪い!!!
アクセルの音でビビって逃げるかと思ったら全然ビクともせず。
パイロンより手前で減速する羽目になりました。
ドキドキしながら発着点に戻っていると、無茶オジに呼ばれました…
「もう少しスピード出さないと検定落ちますよー。」
貴様あの鳩が見えてなかったんか?しかも2羽!!!あ、何も言うこと無いからそこに座って寝てたか。
ご苦労さまです。
とかなんとか思いながらも今の出来事を報告。
鳩?あー…そんなもん逃げるから大丈夫ですよ。
近づいたら逃げますから。
そんなもんたかだか30キロ程度のバイクに反応できずに轢かれるようなら野生で生きていけませんからね。
轢くつもりで普通にスピード出してください。
こわっ。野生界のトップみたいな意見言われても困るんですが。
私みたいなビビリにそんなチキンレースみたいなことできると思ってんのか!
焦ってブレーキかけて転倒するのが目に見えてるので、適当に返事だけしておきました。
もし検定本番でも鳩がパイロンのそばに居座ってたら喜んで不合格になるわ。
怪我したくないもん。
そんなんで怪我しないでしょって思うでしょ?油断してたらえらい目にあいますよ。
さすが無茶オジ、言うことが違うな。
そして鳩事件も特に評価には響かず最後のみきわめは合格。
帰りに予約を取って帰ってと言われたので、雨が降らなさそうな日を狙ってたらびっくりするくらい雨マークが並んでて笑いました。
降水確率30%だったけど翌日が空いてたのでそこにすることに。
持ち物は、
- 免許証
- 印鑑
- 黒のボールペン
- ヘルメット
- グローブ
帰宅してからも乗車前後の確認を何度もイメトレして準備万端です。
11日目、卒業検定
この日は受付を済ませた後に、講義室で検定の注意事項を聞いてから本番という流れでした。
自動車免許も二輪免許も同時に説明があるので、関係ない話もありましたが40分ほどかけて減点するところや一発で不合格になるところなどを教えてもらい試験場に移動しました。
100点満点で減点方式なので、細かいミスが命取り。
乗車前後の確認なんかで減点されてると大事なところでミスした時に持ち点がなくて不合格なんて言うこともあるのでかなり気をつけないといけないです。
コースの間違いは減点の対象にはなりませんが、順路に復帰するまでの運転で減点する所があればどんどん持ち点が減るので、コースがわからなくなったら交差点以外の場所で停車して試験官に確認してもオッケーとのこと。
普段できることが本番で飛んでしまうのはあるあるですもんね。
私は特に緊張しいなので、教習所に向かう道からドキドキが止まりませんでした。
説明が終わってから20分ほどインターバルがあったので、少し気分転換を。
【緊張の和らげ方】
①動けない時はとにかく深呼吸、肺の上の方を膨らませるイメージで。
②歩ける時は少し散歩。
③トイレは必ず行くこと。
トイレに行きたくなったらどうしようっていう心配で余計に緊張したりするので、余計な思考回路は遮断。
この3つが終わった後にまだ始めくらいドキドキしてたらその日は終わりです(笑)
あまりにも緊張するようなら軽く走るのもありかも。
大事な日に人の目なんて気にしてられないんで、思いっきり走りましょう。
少しでもスッキリしたら勝ちです。
この日は意外と早く緊張が抜けたので、10分前くらいに待合室に行きました。
私を入れて4人。
学生のお兄さんが2人と、おっちゃんが1人。
私以外は顔見知りのようで、待ち時間の気まずい雰囲気は一切ありませんでした。
教習所でもどこでもそうなんですけど、待合室に入る時に挨拶しない人がいるとめっちゃ空気重くなりません?
緊張感が無駄に増すんですよ。
私も昔は挨拶もせず部屋の隅で話しかけるなオーラばりばり出してたので反省してます。
あの時同じ空間にいた人ごめんな。
謎になんにもしてないのに悪いことした気持ちになるので、先手必勝、入室即挨拶するのおすすめです。
今日のメンバーはおっちゃん以外は初挑戦だったので、検定について色々と質問したりバイク何乗るんですか?トークしたりで盛り上がりました。
やっぱり人と話すのが1番緊張が紛れますね。
ありがたかったです。とても。
おっちゃんは検定5回目だそうで、いつも一本橋で落ちてしまうそう。
なんか聞いたことあるな…
自主練のために自転車買ったらしいです。
やっぱり私以外にも道路の白線使う案を思いつく人がいる模様。
でも本番になるとだめなんですって。
やっぱり緊張にのまれると実力発揮するのは難しいですよね…わかります。
ミッションの人は結構教習の予約が取りにくかったみたいで、検定1回落ちたら補習で1時間乗らないといけないから大変だとぼやいてました。
そしてミッション勢から大嫌われの無茶オジ教官(汗)
コース間違えただけでバイク倒されて暴言吐かれたり、大人数での教習だとあからさまに機嫌が悪くなるそう。
やってんなぁ(笑)
皆さん逆に感心してましたよ。
未だにああいう熱血というかパッション系の人がいるのって凄いって。
イムリ姉さんは相変わらず無茶オジ教官の愚痴がエグいようで安心しました(笑)
私は何事もなく、唯一のネタである鳩のエピソードを披露することしかできず。悔しい。
サイコパスやん!!!と笑ってもらえたので良かったですけど。
その後も楽しく話してたら10分ほど遅れて試験官登場。
今まで担当してもらったことがない人でした。
(生徒に情が湧いてしまうと、公平に判断できなくなるからだそう。)
待ってる間にポツポツと雨が降ってきたので急制動の停止距離が伸びました。
検定の順番はじゃんけんの時もあるらしいんですが、今回は試験官が指定するパターンで、私はトップバッターに。
さっきまで大笑いしてたので完全に話の流れで試験受ける感じに(笑)
いってきま~す!いってらっしゃ~い!!とか言いながらスタート位置に。
我ながら良い運転ができていたので、ノリノリのままで鳩事件ぶりの急制動。
雨の日に走るのは初めてだったので、始めは浅くブレーキをかけて様子を見ました。
薄く地面が濡れている程度だったんですが、少し滑るような感覚で、いつもよりグッと止まらないのが怖かったですが、停止線より手前で止まれました。
これ、もっと雨降ってたらやばかったぞ…と苦笑いしながら検定終了。
間違いなく合格の自信があったので特に不安なこともなく他の人たちの運転を見守りました。
2番目のお兄さんが走ってる時に更に雨の勢いが強くなってきたので、3番目と4番目の二人に急制動滑ったので気をつけてと報告。
2番目のお兄さんはめちゃくちゃスムーズに乗っていたんですが、最後の急制動で…転倒。
ブレーキを強くかけすぎてパイロンを過ぎた辺りで車体が左に倒れてザザーッっと引きずられるように止まりました。
その後10秒ほど動かず、不穏な空気が流れましたがパッと立ち上がってバイクを起こし始めました。
転倒する人を見るのが初めてだったので心臓がバクバクでした…
戻ってきた時に「くそー!!!雨、めっちゃ鬱陶しいわ!!悔しい!!!!」と言ってくれたので重たい空気にならずに声をかけられましたけど、本当にグローブ破れただけで済んで良かったです。
その次はおっちゃんだったんですけど、さっきの転倒でかなり動揺してるのか、一本橋に入ってきた時に肩上がって体カチカチなのがこちらにも伝わってきました。
そして一本橋で落輪。
落輪は一発で検定中止になるので、その後のコースを走ることなく発着点に戻ることになります。
終わった後ものすごく手が震えてました。
あの震えてる時の腕の感覚を知ってるだけに切なくなります。
次は受かりますように。
最後のお兄さんは結構な雨の中安定した運転で最後まで走り終えて合格。
4人中2人が合格でした。
合格した人には点数も教えてくれます。(100点満点中80点で合格でした!)
その後は合格したお兄さんと話しながらアンケート書いたり免許証の手続きの説明を聞いてバイバイ。
一期一会の出会いに感謝しつつ、傘を忘れて猛ダッシュで帰るという大失態。これが私。
やっと免許を手に入れました!
翌日は免許の併記手続きをするため免許センターへ。
昼間は混むので朝の部で受付に。
持ち物免許証卒業証明書類一式写真
8時30分に受付が開いて、証紙を購入したり視力検査をしたりなんやかんやして8時50分に手続き自体は終わったんですが、写真持ち込みだと1時間ほどかかると言われて10時15分まで待つことになりました。
ちなみに写真は持っていかなくても免許センターで撮ってもらえるので大丈夫です。
マスクしてると現地についた時に化粧が崩れて嫌だし、適当に退職時に撮って余った証明写真を使いまわしただけなので絶対に持っていかないとだめっていうことではないので安心してください。
1時間ほどあったので、免許センターの近くにある大好な塩津植物研究所さんに行って最近の盆栽事情を相談してました。
まだ3回しか行ってないのに顔も覚えてくださってて嬉しい限りです。
質問の内容はまた別記事であげますが、奈良県で免許更新される方はぜひ行ってみてください!
http://syokubutsukenkyujo.com/
免許センターから歩いて7,8分くらいのところにあるので。
たくさんお話したあとは免許証を受け取ってホクホクでハローワークに寄って帰りましたとさ。
おしまい
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