2021年6月に受験した簿記3級検定、見事合格しました!!うれしい(^^)
ただ、私が受けた会場の合格率は30.8%…

他の会場では20%台の合格率だった所もあったようで、なかなか厳しい結果になりました。
今回から検定の仕様が変わったのもあったし、普通に問題が難しかったですしね…
ということで、新しくなった簿記3級検定に合格するために力を入れた勉強法や、実際に使って良かった教材を詳しく紹介していきます!
簿記3級独学におすすめの教材
クレアール

資格受験指導歴52年の大ベテラン。
通信学習のようなシステムで、紙媒体の教材+講義動画を使って学習していきます。
オプションで講義のDVDや検定対策問題も用意してあるので、自分に必要なものを選んで追加することも可能。
【良かったところ】
- 教材がしっかりしている。
- 分からないことはメールや電話で質問できる。
- 講義が単元ごとに約30分なので時間を作りやすい。
- 配信動画を倍速で見ることができる。
- 検定対策問題集がとてもいい。
- もし不合格でも購入から1年間は講義動画を見ることができる。
テキストと問題集もなかなかの分厚さですが、それを解説してくれる講義ノートもまた分厚い…

この時点で久しぶりに勉強をする人はイヤになりそうですね(笑)
でも、初めての人のために「簿記とは」っていうところから教えてくれますし、その後もそれぞれの単元について詳しく解説してくれます。
難しすぎてちんぷんかんぷん…にならなかったのはありがたかったです。とても。
後半になってくると講義ノートに書き込みが増えてきて、目に見えて自分の頑張りが分かるので「あとちょっと!!頑張ろう!!」っていう気持ちで勉強できました。
講義動画はとても丁寧に教えてくれる分、通常の速度だと少し眠たくなるので1.25倍速か1.5倍速で再生するのがおすすめです!
また、検定が近づいてくるとオプションの検定対策問題集が毎週送られてきます。全部で4回分。

解答もついてるので自己採点できますが、郵送して赤ペン先生してもらうこともできるみたいです。
私は笑えないくらい解けなかったので利用しませんでしたが…(汗)
これがまた鬼のように難しいんですよ…
仕訳はできるけどこの計算どうやるの!!???みたいな問題がたくさん出てきます(笑)
解いて、消して、また解いて…何回ずつ解いたか分からないくらい活用させてもらいました。
検定当日になっても難問だらけの対策問題集で70点以上を取ることはできなかったので、絶対落ちるだろうな…と思いながらの本番。
テキストや過去問の易しめな問題をたくさん解くよりも、若干パンチ強めな問題に目を慣らしておいたほうが本番で余裕を持って解けるということを身を持って実感しました…
「意外と分かるぞ!!」ってあれ進研ゼミシステムだったんだ。みたいな。
めちゃくちゃありがたかったです。
【良くなかったところ】
- 教材を購入する時にどれを選べばいいのかわかりにくい。
- たまに誤字がある。
サイトから購入する際の教材選びの項目がややこしいんですよね。
これはなんなの?買わなくてもいいの?どっち?????みたいな。

私はこの2つを選びました。
上のはテキストや講義動画(インターネット経由)、7回分の過去問が全てセットになってこのお値段。
下のは先程から何度も登場している検定対策問題のことだと思います。
難しい問題を経験してから本番を迎えたい方は是非選んでみてください!
ちなみに真ん中のオプションDVDというのは、ネット配信されている講義動画をDVDに焼いたものなので必要な方のみ購入で大丈夫そうです。
2月、6月、11月付近はキャンペーン価格でお得に勉強を始められます!
私が教材を購入したのは今年の1月中旬でしたが、その時もキャンペーン価格で購入できました。
確実に合格するかどうかは各々の頑張り次第ですが、正しい知識を身につけるためには高品質の教材で勉強するのに越したことはないと思うので、気になる方は一度資料請求してみてくださいね!
問題集の誤字に関しては訂正したものが改めて送られてきたので問題はなかったですが、あえて言うなら。って感じです。
YouTube
「【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき」さん
- 単元ごとの解説動画とじっくりと理解を深める動画の2パターンがある。
- 問題の解き方だけでなく、なぜこうなるのかといった考え方からわかりやすく解説してくれる。
「なぜこうなるのか」理解を深めると正解率がぐんと上がるので、是非見てほしいチャンネルです。
動画内の問題を計算するターンでは実際の試験っぽく周りの電卓のポチポチ音を鳴らしてくれる徹底ぶり。
3級の試験会場ではここまで激しい音ではなかったですが、想像しながら解くことができたので本番では周りの音は気にならずに済みました!
本屋さんで問題集探してみたけど、どの本を買えばいいか分からない!!!という方にはふくしまさんの書籍もおすすめです。
「公認会計士たぬ吉の簿記会計塾」さん
- それぞれの動画が約10分程度に簡潔にまとめてある。
- 赤字や下線などで簡潔にまとめてあるので見やすい。
ピンポイントで分からないところが出てきた時、長い動画だと探すのが面倒…そんな時におすすめなのはたぬ吉さんの動画。
特に精算表の動画は何度も見ました。
どのように問題を解いてどこに埋めていくのかを流れで丁寧に教えてくれるので、一緒に解いてるみたいでとても分かりやすかったです。
他の動画も「あれ?これってどうだったっけ??」っていう時に知りたいことがすぐ分かって、本当に助かりました!
なるべくお金をかけずに簿記の勉強がしたい!という方には今おすすめしたお二人の動画がおすすめです。
基礎の知識はかなりわかりやすく学べますが、「応用問題に対応できるようにする」ということを考えるとやはりクレアールなどの教材と併用するのがいいかなと思います。
新・簿記3級検定で気をつけること
伝えたいことはただひとつ。
圧倒的に時間が足りない!!
この間の検定後の感想でも書きましたが、私が受験した回から色々と仕組みが変わったので大問1から順番に解いていると確実に時間が足りなくなる印象です。
実際120分→60分に変更になっても問題数は40%しか減ってないのでめちゃくちゃ急がないとダメなんですよね…
検定3日前くらいに模擬試験として時間を計って解いてみたところ、120分のペースで解いていたら全く間に合わないことが分かりました。
どんな難易度の問題が出ても、ある程度余裕を持って解ける準備が必要です。
簿記3級検定までの準備
- 仕訳を確実にする
- 解答スピードをとにかく上げる
- 精算表・損益計算書・貸借対照表をたくさん解く
仕訳を確実にする
単純な仕訳問題をただひたすらに解く!!
できる問題を増やしておかないと大問3で絶望します。
小さなミスが命取り。
どこか1つ間違えたら総崩れになりますから…
私は本番で貸借対照表の最後の計算が全然合わなくて、10回くらい計算し直しました(汗)
焦って打ち間違いしてしまってただけなんですけどね…
とかなんとか言ってますけど、私検定5日前くらいまでまともに精算表・損益計算書・貸借対照表の問題解けなかったですから(笑)
大問3の自己採点「35点中9点」ですよ?大問3を解く以前に問題が山積み…
絶望しましたけど諦めませんでした。
できない問題は考え方から勉強し直して解けるまで繰り返す!大切です。
解答スピードをとにかく上げる
- 大問1、大問3をそれぞれ解いて何分ずつかかるか把握する。(ストップウォッチ)
- イメトレする。
- タイマーを使ってそれぞれ解く。(焦る練習)
- タイムアップ前に解けるようになるまで繰り返す。
【最終目標】
- 大問1(15問)15分以内、できれば13分以内
- 大問2(2問)どんな問題が来るのか分からないので無視
- 大問3(1問)25分以内、できれば20分以内
イメトレでは、自分の手が止まる問題はどれかを知ることが大切。
計算がややこしいとか、自分の苦手な範囲とか。
計算に時間がかかるものはとりあえず飛ばして次の問題へ。
苦手なものは動画やテキストでさらっと復習。
何にせよスラスラ解けるものを先にやっつける癖をつけること!!
本番では手も震えるし、字が汚いのも気になります。電卓の打ち間違いがドツボにはまることも(笑)
色々なタイムロスが重なるので強い気持ちで分かる問題からねじ伏せてください。
あえて解かない勇気・飛ばす勇気、大切。
精算表・損益計算書・貸借対照表をたくさん解く
同じ問題を繰り返し解くよりも、ローテーションで違う問題を解き続けたほうが良いと思います。
過去問とか対策問題集とか色々。
同じ問題ばかりだと答え覚えちゃうじゃないですか。
そうなると数字や問題が変わった時に対応できなくなるので、目を慣れさせないようにローテーションで解くのがおすすめ。
最終的に15〜25分以内に表を埋められるようになると本番も焦らずに見直しまでできるはずです。(理想は20分以内)
年に3回の統一試験だけではなく、いつでも受けられるネット試験もありますが、どちらもスピードが問われるのは間違いないので頑張ってください!!
本番の計算用紙がめちゃくちゃ使いにくいです…(冊子の一番最後についてる)
問題用紙側の空きスペースに書き込みしまくっても合格できたので、ページ移動がめんどくさい方は空きスペースを活用しましょう!
皆さん無事合格できますように。
おしまい
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